こども園入園のしくみ
認定こども園は、国の子育て支援のしくみの中でお子さんの保育を行います。費用のしくみにも「私立と公立の違い」は、ありません。
保護者の方々は、私立、公立によらず、お子さんを預けたい園を選ぶことができます。
その一方で、保育の仕方、取り組み方は公立とは随分異なる、とも言われます。私立園の保育理念に則った、独自の様々な取り組みがあるからです。これは私立園の持ち味です。実際をご覧いただけるよう、いつでも見学可能です。その際は、ご説明の関係で事前にご連絡ください。
何歳から入園するのがいい?
みんなで「一緒に育てる」大切さ
「小さいからかわいそう」と、低い年齢の入園をためらわれる方がおられます。保育園は子育てを共に担うのであって、母親の役割が変わるわけではありません。むしろ独力で頑張って行き詰まることが多いのです。
昔から日本人の子育ては、多くの大人や同年齢のこどもとの関係の中で進められ、安定した心の成長・発達がなされていました。だから小さなお子さんの心の安定、発達を保障する保育がなされているかどうかが、重要です。
あたたかで丁寧な、人的・物的環境
それぞれの園の環境や保育の仕方も違うので、一概には言えませんが、当園に入園された後、多くのお母さん方が「家でだけ見るより、子供の色んな成長が分かる」「もっと早く入れればよかったほど」と、おっしゃいます。
園では0歳から、赤ちゃんの持っている様々な潜在的な力に目をとめてかかわり、生きる力と意欲に溢れた成長を助けています。「かわいそうでは?」と思われる方は、ぜひ保育を見に来てください。
「三つ子の魂百まで。」
三つ子とは数え年3歳で、2歳児クラスの年齢です。この年齢までで人間の土台が作られます。昔と違いこの時期を小さな人間関係の中だけで過ごすお子さんが増えています。すると大人の過干渉(赤ちゃん扱い)により依存的になったり、反対にしつけが行き届かず人の嫌がることが理解できない子もいます。
3歳児クラスから保育士の配置が少なくなり(こども20人に1人の保育士)、一人に掛けられる手も少なくなります。2歳までに入ることで、3歳から自分でどんどん遊んで成長・発達していくための土台作りを、園で支えることができます。